おバカで、ごめんね。
第7缶
玄関脇から2階へ上がる階段の下に、本来は何らかの収納スペースとして作りつけられたキャビネットがあったので、そこをトイレにした。2000年の年始に扉付きの出入り口を作り、中に市販のトイレを収めた。一応密閉されるので、ニオイの問題はほぼ解決した。
ひなたは、このように頭で扉を押して出入りをする。出入りのたんびに閉じる扉に長いしっぽが挟まるのがかわいそうと言えばかわいそうだが、本猫はあまり気にはしていない様子。
こんな感じでネコ砂入り市販のトイレが収められている。床には砂落としを敷いた。これで十分満足だったが、夏などにはやはりケモノ臭がどこからか洩れてくるので、2002年の秋に、今度は業者を入れてトイレに換気扇をつける大工事をした。ついでに内部の空間も奥へ向けて拡張した。内壁の左上に見えるのが換気扇。
換気扇はこのような状態で奥の内壁に取り付けてある。左側の内壁にあるのがスイッチ。基本的には常時回りっぱなしのモーターの音をイヤがるかと思ったが、すぐに慣れた。換気扇の向こうは、階段の下を貫通して外壁までダクトが伸びる。換気扇の効果は絶大で、超小型であるにもかかわらず、ニオイはまったく外部に洩れなくなった。それどころかトイレ内部にも籠もらなくなったので、本猫にとってもかなり快適な空間になったはず。
ダクトの先は外壁まで伸びる。外壁には穴を空けて、このようなフードを取り付けてある。それなりに工事費はかかって、「親ばか」とも言われるけれど、大満足。家ネコのニオイの問題は決して小さくない。お互いに快適に暮らすことがシアワセの基盤になる。そういう意味では十分に元は取れた。