番外編 『ちなみに』
ちなみに、闘病記を書き進める等と言って、すでに2年近く放置状態になっています。申し訳ない。このままだと、誤解を招きかねないので念のために書き添えておきます。

わたしはC型肝炎治療のためにインターフェロン+リバビリン併用治療を2003年の1月から10か月間にわたって行いました。セロタイプ1b、しかも高ウイルス量という、C型肝炎としては最も悪い条件で、治療をしても治癒する可能性は1割から2割と言われていましたが、03年4月にウイルスが検出されなくなり、以後2005年10月現在、すでに2年半が経過しましたが、ウイルスが再現することもなく、その他肝機能も正常値を示し続けて、主治医には「完全著効」と診断を受けております。(この病気は研究が始まって間もないので、「完治」といういう判断基準が正式にはまだないようなのです)

というわけでこの病気は最悪の条件からでも治るのだ、ということを広く知らせたくて闘病記を公開しようと思ったのですが、忙しさにかまけて、後回し後回しになり、いまだにこのような放置状態になっております。すみません。

でももし何か相談したいことや質問があれば、遠慮無くメールをください。どれだけ力になれるかわかりませんが、わたしが治療の過程で読んだ各種の関連書籍や医学論文には書かれていなかった「経験」をお伝えすることはできると思います。不安のあまり、治療に踏み切れない方も多いと聞きます。わたしはわたしの経験から、できるだけ治療を受けていただきたいと考えています。そのためのほんの一助にはなるはずです。で、できるだけ早く闘病記を、とは自分に言い聞かせているんですけどね。

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