闘病記
実は2003年の1月に3週間ほど入院した。逗子通信を見ても、入院したことが特定できる記述は見つからないはずだ。が、よく読むと微妙な表現がいっぱいある。入院日は1月7日。退院は1月29日(途中退院が11日〜13日)である。

退院後も副作用がきわめて強い薬を使った治療が続き、体調はより悪化して6月いっぱいまで寝たり起きたりの生活を送った。正直なところ、
体力的にも精神的にもボロボロになった。日記でもごまかしきれなくなって、途中からかなり弱音が見え隠れする。

その間の闘病記を公開する。原型は、入院時に一部の友人知人に送りつけていた入院レポート、「病床八景」である。これに大幅な加筆訂正を加え、退院後の治療について書き足してまとめるつもりだ。言うまでもなく、いつまとまるのかは自分でもわからない。

別に
プライバシーを露出する趣味はない。ただ、決して簡単ではない病気を抱え込んで、柄にもなくいろいろ考えた。そして闘病記が、同様の病気に罹っている人たちの気持ちを力づけることができるのではないか、と思った。それだけだ。
第1回 『肝炎って、オレが?』               
番外編 『ちなみに』